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繰り返すうつ病を克服

医者と看護師

軽快と悪化を繰り返すのが特徴

うつ病の中でも軽快と回復を繰り返すのが、反復性うつ病の特徴です。発症する原因は詳しく判っていないのが現状ですが、どうやら神経伝達物質の異常が引き金になると言う見方があります。特に強いストレス下にある方がなりやすいとされており、過度な負担のためにコルチゾールなどの分泌に異常が生じる傾向があると判ってきました。コルチゾールはストレスホルモンとして知られていますが、適切に分泌されていれば免疫を強めるような、人体には欠かせない働きがあります。しかし、ストレスなどが原因でコルチゾールの異常分泌が起こると、やがて脳神経などにダメージが蓄積し、うつ病を発症すると考えられるようになっていたのです。継続的に強いストレスが生じる環境では、うつ病が長引くケースが少なくありませんが、中でも回復と悪化の波を繰り返すようになるパターンが、反復性うつ病と言うわけです。もちろん、同じストレス量でも個人によって感じ方は違いますし、もともとコルチゾールを分泌しやすい体質の方もあるでしょう。他にセロトニンもうつ病に大きくかかわりがあると言われます。実際的には反復性うつ病の原因は、何か一つのきっかけや身体的特徴によるのではなく、色々な要因が複雑に絡みついた結果、発症すると言う考え方が広がってきました。また、他のタイプのうつ病と同じく性格や認知行動の特徴がかかわっている可能性もあります。人との付き合い方や物事の捉え方にクセがあるような場合は、それが知らないうちにストレスや負担となっていることも少なくないのです。

反復性うつ病の症状は独特のものがあり、一旦は回復していく期間があるのに、やがて悪化に転じていきます。その悪化の際には既存の治療薬が効きにくくなってしまい、上手に症状を抑えられないケースが少なくありません。このように特殊なタイプと言えますが、治療方法は他のタイプのうつ病と同じものを選ぶのが一般的となっています。反復性うつ病になってしまった原因を取り除きつつ、マッチする治療薬を選んで症状を緩和していくのが基本となるでしょう。反復性うつ病を発症する原因は、ストレスによる可能性が大きいとされてしますから、これに対処するために認知行動療法や生活環境を改善していくような取り組みも選択肢となってきます。認知行動療法では自分を責めてしまいやすい性格を見直したり、他人との付き合い方を変えていくように訓練することで、ストレスへの耐性や上手な回避方法の習得を目指すことが手段の一つです。薬物治療は避けたい方も多いですが、反復性うつ病では脳神経へのダメージが懸念されますから、前向きに検討しておくべきでしょう。辛い症状を緩和することで、日常生活を維持するのにも役立ちます。近年は治療薬も進歩しており、種類も増えていますから、自身にあったものを選んでいくようにしましょう。他には先進的な治療方法として、磁器を使ったTMS治療と言うものが登場しています。TMS治療は磁気を使って脳の機能を回復させるのが特徴です。薬剤に対抗性のあるうつ病にも適応が見込まれ、電気ショックなどより体への負担も軽いことから、注目を集めています。

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